口腔粘膜疾患


口内炎

粘液嚢胞

唾液腺の出口が傷ついてふさがってしまうことによって、唾液が唾液腺から排出されず溜まると膨らんできます。これが唾液の貯留による嚢胞です。  

口腔内の粘膜には多くの小唾液腺が分布し、また大唾液腺の開口部があります。小唾液腺に生じた唾液腺貯留嚢胞が粘液嚢胞です。  

子どもで多いものは下唇にできる5㎜ほどのもので、口唇腺が傷ついてできたものです。舌下部にできるものはブランダンヌーン嚢胞(BlandinNuhn嚢胞)とも呼ばれます。  

自然治癒する場合もありますが、粘液嚢胞を噛んだりするためになかなか自然治癒は難しいものです。当院にはレーザーがありますので、麻酔後レーザーで除去を行います。