歯根が溶ける 歯根吸収

歯根が溶けることを歯根吸収といいます。
歯根吸収は生理的歯根吸収と病的歯根吸収に分けられます。生理的歯根吸収は乳歯が永久歯に生え変わる時に、乳歯の歯根が後継永久歯(生え変わる予定の永久歯)によって溶かされる現象です。病的歯根吸収は後継永久歯ではない永久歯に歯根を溶かされたり、永久歯の歯根象牙質が炎症の影響を受けて溶ける現象です。
歯根吸収は吸収する部位が歯髄側(歯の内側)である内部吸収とセメント質側(歯の外側)である外部吸収に分けられます。
病的歯根吸収は転倒して歯をぶつけたなど外傷後の若者にみられることの多い病気です。外傷後の歯は注意が必要です。

 

2019年09月24日